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早見あかり ももクロ脱退宣言(テキスト版)

テレ朝動画で有料公開された、「早見あかり ももクロ脱退宣言!! 突然の報告でメンバーに衝撃走る」の、ほぼ全文書き起こし(敬称略)。読みやすいように整理するより、言い淀んでいる空気などをそのまま残すため、ほぼそのままの形に。

何が起きたのか? それを知るためには、あの動画を見るのが一番だとは思うけれど、もう公開が終わってしまったので、ここに残す(怒られたら消す)。

スポーツ紙などでの報道を見て、「ファンが気持ち悪いからやめるんでしょ」とか、「主演映画が公開されるから辞めるんでしょ」とか言う人はいるけど、そういう形でこのことを消化されたくない。単純化されたくない。
なので、こういう形にしてみた。
いっぱい言いたいことはあるけどね……。

字幕:
 2011年1月13日 都内某所

佐々木敦規:
 じゃあ今日はちょっと大事なお話が。

玉井詩織&佐々木彩夏:
 うわー(笑いながら)。

百田夏菜子:
 待って、やなんだけど。

高城れに:
 凄いやだよね。

佐々木彩夏:
 ちょっと待って、ちょっと待って。

有安杏果:
 こういうのももクロないからねぇ。

川上アキラ:
 じゃあ、あかりちゃんのほうから、大事な話があるんで、皆さん聞いてやってください。

早見あかり:
 ももクロとしてみんなで活動してきて、2年間、楽しいこともいっぱいあって、つらいこともいっぱいあって、みんなでいろいろ、いろんなことを乗り越えてきたじゃん?
 もちろん、なんか、凄いももクロってやだなって思った時も実はあったりしたけど、今はももクロが大好きで、ほんとにみんなのことも大好きで。
 家族以上にみんなと一緒にいるじゃん? みんなには何でも話せるし。
 でもね、気づいてたかもしれないけど、あかりは、ももいろクローバーに、いていいのかな? って思うことがね、たくさんあったの。
 それは、みんなは「そんなことないよ」って言ってくれると思うんだけど、それは自分の考えとして、性格とか、みんなみたいにうまくアイドルをできないっていうところで。
 なんか、あーりんみたいに可愛くできたらいいなって思ったりしたこともあるけど、やっぱり、できなかったから、クールビューティに変わったし、それで今までみんなとずっとやってきて……。
 なんだけど、やっぱり、ずっとずっと考えたんだけど……やっぱり私は、ももいろクローバーを4月10日に脱退します。

高城れに:
 なんで、あかりん?

早見あかり:
 これは、川上さんとかが決めたわけじゃなくて、あたしがずっと前から、ずっとずっと「ピンキージョーンズ」のツアーのときに泣いてるところをたくさんみんな見ていたと思うけど、自分で悩んで、ちゃんと考えて考えて出した答えです。
 みんなからしたら「なんで?」って思う気持ちも分かるけど、分かってほしいなとも思います。

川上アキラ:
 みんなもね、ずっと一番そばで見てて、早見が、そういう悩んでた時期っていうのは、もちろん、一番そばで見ていたと思うんで、そのことは分かっていたと思うし。
 彼女はそれでまた、この仕事をね,辞めて、事務所を辞めて違うことをしようとも思ったりもしたところまでいったりもしたし。うん、でも自分のね、道は違えど、そういう形でこの仕事を頑張っていきたいと、自分で決めたことだから。
 それをみんなで話を聞いて考えてあげて、それで……まあでも、この時期であるし、こういう場で急な話だけど、君たちだって言いたいことだってあると思うし、それは言ってあげたほうがいいと思うし。
 彼女が、自分で決めたこと。勝手に決めたことでも……言い方を悪くすれば、そういうことでもあるからね。うん。
 それは、全然言ってあげていいことですよ。でも、一つ言えるのは、彼女が自分で決めたことだし。うん。

佐々木敦規:
 芸能界を辞めるっていうところまで、本人は深く考えて悩んでいたみたいなので……ショックだとは思うけど。

川上アキラ:
 怒るんだったら怒っておいたほうがいいと思うよ。彼女は受けるべきだし、受けないといけないと思うし。
 あかりちゃんは、みんなに伝えたいことは伝えたの?

早見あかり:
 ももクロを離れることを自分で決めたけど、それは、ももクロが嫌いになったわけじゃないっていうのは、一番分かってほしいの。
 だから、本当に、みんなと一緒にやってて楽しくて、紅白に出たいって思ったし、日本青年館のライブ、みんなで一緒に成功させて、あそこでやったのを、私は絶対に忘れないし。
 くだらないこともいっぱいやったけど、そういうのが私にとって凄い、いい思い出にはなったんだけど……でも、楽しかったけど、でもやっぱり、何か、自分で、ファンの人にもメンバーにもそうだけど、ずっと前からずっと悩んでて。
 だけど、みんなに今さ、こうやって言ってるってことは、ずっと嘘をついてきたわけじゃん。みんなと一緒に「今年の紅白に出たい」って取材で言ってたりとか。それは、みんなからしたら、「なんでそんな嘘ついてたの?」って思うかもしれないけど。
 でも、もう私は、そうやってみんなとか自分にも嘘をついたりとか、ファンの人に嘘をついたりとか、もうそういうのは、もう無理だなと思って。
 だから……何て言えばいいか分からないんだけど、本当に、ももクロのことが大好きだし、みんなとやってきた2年間が、私の人生の中でいらなかったとは全然思わないし、むしろ凄い大事な2年間だったとは思うの。
 だけど、アイドルは私には向いてなかった。
 だから、こんなね、みんなにだっていろいろと思っていることはあると思うのに、勝手に私だけ辞めるっていわれて、どう思うか分からないけど……。
 でも、私は、ももクロを辞めて、メンバーじゃなくても、ももいろクローバーのことは応援したいとは思うし……分かんないんだけど……本当にごめんなさい。

佐々木敦規:
 突然のことでね、頭が混乱して何も言えないと思います。
 頭を整理する時間が必要だと思うけど、これは現実なんで。そこを受け入れなければいけないときにきてるんだと思います。
 時間はかかるけれど、やっぱりね、前を見ていかないといけないんで。個々、それぞれが整理をしなければいけないとは、思うけど。

川上アキラ:
 自分の言葉でね、自分の思いをちゃんと偽りなく伝えたかったっていうのが、それが今の彼女の気持ちだったと思いますし。
 今、佐々木さんがおっしゃったように、今それを聞いて、この現実を踏まえたうえで、5人でやっていかないといけない。ももいろクローバーを。
 それも現実だから。

佐々木敦規:
 まあ、みんなもすっごいつらいと思うけど、あかりちゃんもたいへん苦しみ抜いてここまできたわけで。本当にもう、何日も寝れない日が続いていたんで。

川上アキラ:
 日本青年館がうまくった。凄くね、ああいう形で6人で迎えることができっていう。
 それが、この時期に言わなきゃいけないっていうのは、そりゃもう重々分かってると思うんだよ。
 だからそこをあえてね、なんで? っていうのは僕はあれをしないけれども、あの、ただそれを受けたあとね、自分で本当に納得いくのは時間がかかると思いますけど、中野サンプラザでうまく送り出してやって、それでそこから先、自分たちで進んでいく、5人でのももいろクローバーっていうのを、ここから作り上げていかないといけないんだよ。
 自分たちの中で整理してください。

佐々木敦規:
 とりあえず今、川上さんからあったように、あかりちゃんも言ったけど4月の10日、中野サンプラザのコンサート、「ももクロ春の一大事 眩しさの中に君がいた」、これが、あかりちゃんの最後のももクロとしてのステージになります。
 まあ、タイトルにもあるように、本当に一大事だと思うよ。本当にこれは、残された5人にとっても一大事だし、川上さんや僕らにとってもこんな一大事はない。みんなにとって本当に一大事なんですけど。
 でも、僕らも乗り越えなきゃいけない。逆境こそチャンスならば、これをチャンスに変えないと、ももクロちゃんらしくないと。
 もう、まあショックだと思うけど、新しいももいろクローバーを5人で作っていくことが、大事になってくるから。

川上アキラ:
 もう本当にそのとおりだと思います。佐々木さんの言うとおり。
 このツアーが6人でやる最後のツアーです。そこまでに、5人でのももいろクローバーっていうのを、それをファンの人たちにちゃんと見せられるようにしなくちゃいけないと思う。
 それが僕たちの仕事であり、ファンの人たちへの責任だと思いますんで。

高城れに:
 もう変わらないんですか?

川上アキラ:
 れにも見てたと思うんだけどね、あかりのこと。
 彼女もずっと、長いことずっとね、考えてたことだから、変わらないと思う。

佐々木敦規:
 今はね、突然のことで無理だと思うけど、やっぱり人それぞれ、進んでいく道があると思うので。
 なるべく心を整理して送り出せる心を作ってあげてほしいな。そう思います。
 俺もいい大人だけど、40過ぎたいい大人だけど、この間のクリスマスのコンサートがあれだけみんなで成功させて、それで最高の時間を過ごして、みんなで凄いいいステージを作り上げたから、あかりちゃんの気持ち変わってくれないかなぁなんて。
 俺も、40過ぎたいい男がずっと今日の今日まで思ってて、川上さんとも本当に、川上さんも同じ気持ちで、あかりの気持ちが変わってくれたらいつでも! っていう。
 でも、あかりちゃんは、やっぱりそこは、やっぱり気持ちは動かない。やっぱり太い決断があったから。
 だから……本当に本当に決めた、決めちゃったことなんだと思う。そこに関して、僕らはそれ以上邪魔はできないから。

川上アキラ:
 夏菜子、分かった? 僕とか佐々木さんは君にちゃんと、リーダーとして送り出してもらいたいと思うんだ。
 納得いかないんだったら納得いかないで、あかりと話せばいいし。それはみんなも一緒だよ。

佐々木敦規:
 言葉は出ないと思うけど、まあ少し時間をね、とって、整理をしていかないと。
 あかりちゃんの考え抜いたことだけど、みんなからしたらわがままかもしれないし。
 それはそう言われる覚悟ももちろんしてね、あかりちゃんは今日来てるわけだから。

川上アキラ:
 佐々木さんが言ってくれたとおり、その過程は君たちが一番よく知ってると思う。誰よりも、僕たちよりも知ってると思う。

佐々木敦規:
 いろんな相談も受けたんだろうし。
 ……じゃあ、とりあえずそういう感じで、ご報告でした。。

2人退席
川上戻り、早見退席

川上アキラ:
 隠していたわけでもなんでもないし、タイミングを○○してるわけじゃないし、一番今日が、それだったのかな。

佐々木彩夏:
 あかりんが、前から握手会の前に泣いてたり、イベントの前とか泣いてたりとかしてたから、私たちは6人グループだから、もっと支えてあげられたのかなって思うけど、でもそうやって泣いてるときに、私はどうやって声をかけたらいいのか分からなかったし、声をかけてあげるべきなのか、かけてあげないほうが、そっとしておくべきなのかも分からなかったし。

川上アキラ:
 みんなにはなんの責任もないよ。

佐々木彩夏:
 なんか、なんでやめちゃうの? って怒るっていうか、言いたい気持ちもあるけど、でも、それは言えない……。
 だからってでも、すんなり、納得することもできないけど……、もう……。

字幕:
 ももいろクローバー史上最大のピンチがやってきた

ミライボウル

 自分の誕生日に、ももいろクローバーの新曲「ミライボウル」が発売される。

 好きか嫌いか? と問われれば、「そこそこ好き」と答えられるんだけど、やっぱり納得がいかない楽曲。
 部分部分に魅力はあるものの、違う曲を無理矢理くっつけてしまった、いわばキメイラ的な楽曲は、やはり聞いていて素直に気持ち良くなれない。

 2番のサビ→間奏→あかりラップ→夏菜子ソロ→サビ

 という流れは凄く好き。
 それでも楽曲トータルで見ると、生理的な違和感のほうが大きい。

 ちなみに、フルサイズのPVでは転調するタイミングでその都度、小芝居が入る。
 きっと作り手にも、ばらばらの曲を無理矢理くっつけたという自覚があるんだろう。

 それならば、「行くぜっ!怪盗少女」のように、作詞・作曲・編曲のすべてを、前山田健一氏に任せたほうが、誰もが素直に驚けるような楽曲になったんじゃないだろうか。
 なんてことを思う。

 ちなみにこのシングルは、初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤の3種類が発売される。
 個人的には、ミライボウルのPVが収録される初回限定盤A、「Chai Maxx」のPVが収録される初回限定盤Bよりも、初の音源化となる「全力少女」が含まれる通常盤を推したい。
 全力少女がとにかく好きなので。

鍵穴固め

 突然、ももいろクローバーのことが好きになった。

 前から「お前はももクロ好きだと思うよ」みたいに言われていたものの、もう新しいものに興味を持つよりも、いま好きなものだけで精一杯で、こうやって年老いていくのだろうと思っていた。

 だけど、「いくぜっ!怪盗少女」のPVを見てみたら、もうあらがうことはできなかった。

 2:40ぐらいのところの技が、キーロックじゃなくて、うでひしぎ逆十字固めだったら、さほど興味は持たなかったかもしれない。渋い技は重要だ。

解散パンチ、白線〜スタートライン

 80_pan解散ライブ「解散パンチ、白線〜スタートライン」に行ってきた。

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 終演後に撮ったチェキは、ストロボの光が拳(解散パンチ)で遮られるというひどいことに。
 まあ、だからこうして載せているんだけど。

 ライブはとても面白かった。
 思わず2人にも「凄く面白かった」と伝えてしまったほど。

 本当はああいうとき、「感動した」とか「寂しいね」とか、その手の気の利いたことを言うべきなのかもしれないけど、本当に面白かったのだ。

 たぶん人並みか、それ以上にハレパンや80★PAN!や80_panを応援してきたのだから、正直言うととても寂しい。
 もうこの2人を、全身の力を振り絞るかのようにして歌う小笠原朋美を、その横で楽しそうにラップする奥菜真子を見られなくなるのは、なんだか悲しい。
 今日あらためて、ここ最近漠然と感じていた物足りなさの一つが、80_pan……というかハレンチ☆パンチだったり80★PAN!だったりが足りていなかったからなんだと気付かされた。

 でも、そんなことがどうでも良くなるぐらい、凄く面白かった。面白くて、楽しくて、この瞬間が終わらなければいいのにとすら思った。

 2009年になってからというものの、何一つ楽しいことがない……とまでは言わないものの、しんどいことが9割ぐらいで、気付くと眉間にしわが寄ってるし、やなことを思い出しては落ち込み、思い出しては落ち込みの繰り返し。

 でもなんか、そういうのがどうでも良くなるぐらい面白くて楽しくて、それをちゃんとこの目で見られたのが幸せだ。

 最後だからって終始しめっぽい空気にするんでもなく、しばらくライブがなかったことのフラストレーションを解消するかのような勢いで、熱いパフォーマンスを繰り広げてくれたこと。
 解散してしまうことの寂しさなんかより、そのことが嬉しくて、とにかく面白かった。それ以外の感想はない。

 もったいないなぁ、もっと見たかったなぁって気持ちはあるけどね。

コントラスト

 先週末、代々木第一体育館まで、Perfumeの「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」を見に行った。
 しかも土日続けて。

 いつからそんなにPerfumeに必死になったのかと問われると、非常に答えづらい。

 Perfumeとハレンチ☆パンチを同時に見て、Perfumeに何かを感じながらも……むしろ、何かを感じたからこそあえてハレパンを応援することにした僕が、今更Perfumeを二日続けて見に行くってのは、自分でも節操なしだと思う。

 だけど、後悔はしていない。
 なぜなら、9日の代々木で僕は、Perfumeのあ〜ちゃんがハレパンの魂を背負う瞬間を目撃したのだから。

 確か最初のMCのときだったと思う。
 あ〜ちゃんは、観客が持っていた阪神タイガースのメガホンに目を付け、それをねだった。

 これを拒める人などいるはずもない。
 観客はメガホンをあ〜ちゃんに渡した。

 メガホン……そう、ハレパンの2ndシングルが、まさに「メガホン」なのである。

 かつてPerfumeとハレパンは、何度となく対バン形式でのライブに出演していた。
 ハレパンの出演後、PerfumeがMCで「急上昇JUMP↑」を振り付きで真似たことだってある。
 まさか、メガホンを知らないということはないだろう。

 そう考えると、あのタイミングであ〜ちゃんが観客の持つメガホンをねだった裏には、ハレパンのことが脳裏をよぎったからに他ならないだろう。
 そして同時に、ハレパンの魂を背負い、さらなる道へと進むことを決意した瞬間でもあったはずだ。

 奇しくも5月11日、ハレパン(現80_pan)の解散が発表された。
 まるで、あ〜ちゃんがハレパンの魂を継承したことに、安堵したかのようなタイミングで。

 だからきっと僕は、今後もPerfumeを見に行くのだろう。
 Perfumeの向う側に、ハレパンの魂が透けて見えることを願って。