東京パフォーマンスドール 公開稽古&手売り会

 東京パフォーマンスドールの記者発表会の会場を出るときに配られたチラシで、7月15日には、公開稽古&チケット手売り会が行われることを知った。気になる子ができてしまった以上、行かないという選択肢はない。

 当日。会場に入って最初に目にしたのは、ステージ上でウォーミングアップをするTPDのメンバーの姿。着席してから開演まで、振り付け助手のかけ声に合わせて、ひたすらウォーミングアップするメンバー。プロレスを見に行ったら試合開始前に若手選手がスパーリングをしているのを目撃したときのような気分になった。
 開演時間になると、今度は振り付けの先生の指示に合わせて、フォーメーションを中心とした振り付けの確認がスタート。そのほとんどが、先生によるカウントで、どんな曲なのかは分からないまま時は過ぎていく。
 終盤、「じゃあ曲を」という感じで、音楽を流しながら先程までの稽古の流れになって、それが「CATCH!!」のアウトロと、「夢を」のイントロであることに気付く。当然、どちらもアレンジが施されたバージョンだ。

 手売り会は、10人のメンバーが2人ずつ、5組のペアに分かれ、各公演日程に振り分けられていた。公演日時で選ぼうとすると興味のあるメンバーのところに行けないかもしれない。興味のあるメンバーのところに行けば、行きたい公演日時を選べないかも知れない。そんな仕様。
 結果、僕は行けない日のチケットを買って、それを友人に売り渡すことになったのだが、その友人も楽しんでくれたようだったので、きっとこれはこれで正しい行いだったんだろう。

 何にせよ、脇あかりちゃんとお話ができて良かったです。

新生 東京パフォーマンスドール

 東京パフォーマンスドールが復活することを知り、一般からの出席者を募る記者発表に申し込んだのが、6月6日のこと。めでたく当選し、6月19日には、CBGKシブゲキ!!(しぶげき)の2列目(最前列はプレス席だったので、一般客としては最前列)に腰を下ろしていた。

 僕自身は1993年8月に開催された武道館公演前後から、先代の東京パフォーマンスドールが好きだった。それ以降に自分が見て楽しむもののベースが、あの時期に築かれたのは間違いない。それだけに、TPDの名前には他人とはあまり共有しづらい思い入れがある。
 僕と同じように、あるいは僕以上にTPDの名前に思い入れを抱いている人達の中には、メンバーはともかくとして、かつてのスタッフが関わっていないものを、TPDとして認めるべきかどうかで意見が割れていたようだ。その気持ちはとても理解できる。
 ただ僕に限っては、政治的にな事情もあるにせよ、見せてくれるものに“らしさ”を感じられるならば、それでいいと思ったし、実際に見てから判断しようと決めた。

 記者発表会の日。アレンジされた「ダイヤモンドは傷つかない」のイントロを聴いた瞬間に、鳥肌が立った。もちろんそれは、ただの思い出補正だ。第一、先代のTPDがこの曲を演じる姿を、僕は生で見たことがない。TV収録以外では、あの7人がこの曲を歌うことはなかったように記憶している。
 その後のメンバー自己紹介、先代のリーダーである木原さとみが登場する映像、最大の出世株である篠原涼子からのメッセージビデオ上映などを経て、最後は「WEEKEND PARADISE」のパフォーマンス。
 アレンジも違うし、振り付けも違う。だけど、それを否定する気持ちには、まったくなれなかった。むしろ、正体の分からない可能性を感じて、もっと見たいと感じた。とくに、脇あかりちゃんを。