コントラスト

 先週末、代々木第一体育館まで、Perfumeの「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」を見に行った。
 しかも土日続けて。

 いつからそんなにPerfumeに必死になったのかと問われると、非常に答えづらい。

 Perfumeとハレンチ☆パンチを同時に見て、Perfumeに何かを感じながらも……むしろ、何かを感じたからこそあえてハレパンを応援することにした僕が、今更Perfumeを二日続けて見に行くってのは、自分でも節操なしだと思う。

 だけど、後悔はしていない。
 なぜなら、9日の代々木で僕は、Perfumeのあ〜ちゃんがハレパンの魂を背負う瞬間を目撃したのだから。

 確か最初のMCのときだったと思う。
 あ〜ちゃんは、観客が持っていた阪神タイガースのメガホンに目を付け、それをねだった。

 これを拒める人などいるはずもない。
 観客はメガホンをあ〜ちゃんに渡した。

 メガホン……そう、ハレパンの2ndシングルが、まさに「メガホン」なのである。

 かつてPerfumeとハレパンは、何度となく対バン形式でのライブに出演していた。
 ハレパンの出演後、PerfumeがMCで「急上昇JUMP↑」を振り付きで真似たことだってある。
 まさか、メガホンを知らないということはないだろう。

 そう考えると、あのタイミングであ〜ちゃんが観客の持つメガホンをねだった裏には、ハレパンのことが脳裏をよぎったからに他ならないだろう。
 そして同時に、ハレパンの魂を背負い、さらなる道へと進むことを決意した瞬間でもあったはずだ。

 奇しくも5月11日、ハレパン(現80_pan)の解散が発表された。
 まるで、あ〜ちゃんがハレパンの魂を継承したことに、安堵したかのようなタイミングで。

 だからきっと僕は、今後もPerfumeを見に行くのだろう。
 Perfumeの向う側に、ハレパンの魂が透けて見えることを願って。